[24日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は24日のビデオ演説で、ロシアにイラン製無人機シャヘドを供給することでイラン人は「歴史の暗部」に引きずり込まれていると述べて、再考を促した。
シャヘドはロシア軍がウクライナの主要都市やインフラを攻撃するのに使われてきた。ただ、ゼレンスキー氏はウクライナ軍の防空システムで、国内の標的を狙う1160機のうち約900機が撃墜可能だとした。
その上でイランに対し「ロシアのテロの共犯者になることに何の利益があるのか」と疑問を呈し「イラン製シャヘドは毎晩、ウクライナをテロの恐怖に陥れている。これはイラン人が歴史の暗部に深く引きずり込まれるという結果にしかつながらない」と強調した。
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