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独・ウクライナ首脳会談、パイプライン巡り溝

 ドイツのメルケル首相とウクライナのゼレンスキー大統領は22日、ウクライナの首都キエフで会談した。写真はキエフで開かれたイベントに出席したメルケル首相(2021年 ロイター/Gleb Garanich)

[キエフ 22日 ロイター] - ドイツのメルケル首相とウクライナのゼレンスキー大統領は22日、ウクライナの首都キエフで会談した。メルケル氏は、ロシア産天然ガスをドイツに輸送する海底パイプライン「ノルドストリーム2」の建設によりウクライナが打撃を受けることはないとし、ロシアが武器としてパイプラインを利用すれば、制裁を科す可能性があるとの考えを示した。

一方、ゼレンスキー氏は、ガス輸送経由国としてのウクライナの将来に関する協議に懸念を示し、計画を推進するメルケル氏との溝が浮き彫りとなった。ウクライナは、同国を迂回するノルドストリーム2について、欧州のエネルギー安全保障への脅威になると警戒している。

メルケル氏は会談後の会見で、天然ガスは地政学的上の武器としてロシアに利用されるべきではないと述べ、そうした状況になればロシアに制裁を科す可能性があると述べた。

メルケル氏は「ウクライナが通過国であり続けることが重要だ」と述べ、ウクライナとロシアのガス輸送協定の2024年以降の延長を求めた。また、ウクライナの再生可能エネルギーへの移行をドイツは支援すると表明した。

ゼレンスキー氏はパイプラインについて「危険な武器だ。ウクライナだけでなく欧州全体にも武器であり、間違っている」と主張。24年以降もウクライナを経由国とすることに関する協議は曖昧すぎるとの見方を示した。

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