[モスクワ 29日 ロイター] - インタファクス通信は29日、ロシアが、2014年に併合したクリミアで防空システムの戦闘対応能力をテストしたと伝えた。クリミア半島沖の黒海では28日からウクライナと北大西洋条約機構(NATO)が軍事演習が始まった。
インタファクスによると、ロシアの黒海艦隊は戦闘機やヘリコプター約20機を投入し、地対空ミサイルシステムを含めて対応能力のテストを行った。
ロシア国家防衛管理センターは「黒海艦隊は演習に参加しているNATO、その他の国の船舶の動きを監視するためにさまざまな措置を講じている」とする声明を発表したという。
ウクライナやNATOなどが参加する演習は2週間続けられる見通し。
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