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[10日 ロイター] - 格付け会社ムーディーズは10日、ウクライナの信用格付けを「Caa3」から「Ca」に引き下げた。ロシアとの戦争がウクライナに長期的な課題をもたらすという。見通しは「ネガティブ」から「安定的」に変更した。
ムーディーズは、戦争に起因する課題が、ウクライナの債務の持続可能性に対するリスクを高めていると指摘。「国際的なパートナーからの多額の財政支援にもかかわらず、ムーディーズは戦争によってウクライナの財政と対外的な立場が厳しい圧力下に置かれ続けると予想している」とした。
ウクライナの国内総生産(GDP)は2022年に約30%縮小し、人的損失やウクライナの経済・財政への甚大な被害という点で大きな犠牲を払っているという。
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