February 5, 2019 / 3:19 AM / 6 months ago

ウランバートルの大気汚染深刻化、子どもを郊外に避難させる動きも

 2月4日、世界で最も寒い首都とされるモンゴルのウランバートルで、冬季の暖房による大気汚染が深刻化している。写真は1月31日撮影(2019年 ロイター/B. Rentsendorj)

[ウランバートル 4日 ロイター] - 世界で最も寒い首都とされるモンゴルのウランバートルで、冬季の暖房による大気汚染が深刻化している。学校は冬休みを延長し、子どもたちをスモッグや肺炎などの呼吸器疾患から守るため、草原地帯にいる親族のもとに預ける家族が続出する事態となっている。

4日夜の気温はマイナス32度に低下する予報。住民が暖を取るため石炭やごみを燃やし、大気中の微小粒子状物質(PM2.5)濃度は慢性的に、世界保健機関(WHO)の安全基準(1立方メートル当たり10マイクログラム以下)の50倍となる500マイクログラムを上回っている。

政府は公共予算や外国からの支援を公害対策に拠出しているが、住民は、汚職のまん延で議会が機能不全に陥り、改善が進まないと訴えている。

モンゴルは、国土の約60%が草原地帯で、南部にゴビ砂漠が広がるが、人口のほぼ半分がウランバートルに集中している。

米大使館のデータに基づくロイターの算出によると、ウランバートルでの2018年のPM2.5の平均濃度は100マイクログラム。12月には270マイクログラムに上昇した。

WHOは、ウランバートルのスモッグの80%は、ゲル地区の石炭燃焼が原因と指摘。大気汚染により、年間4000人以上が早死にしていると推計した。

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