September 26, 2018 / 2:02 AM / 21 days ago

トランプ米大統領とイランのロウハニ大統領、国連で批判合戦

[国連 25日 ロイター] - トランプ米大統領は25日、ニューヨークの国連総会で演説し、イランを「腐敗した独裁体制」などと批判し、イランへの追加制裁を表明した。イランのロウハニ大統領は、米国がイラン制裁を再開して「経済戦争」を仕掛けているとし、米国のアプローチは失敗に終わるとけん制した。

世界各国の首脳が一堂に会す国連総会で、米国とイランは互いを鋭く非難し合った。

トランプ氏は35分の演説の多くの時間をイラン批判に費やした。イランの核開発問題を取りあげ、シリアやレバノン、イエメンで武装勢力を支援することでイランが中東の安定を脅かしていると批判した。

「イランの指導層は大混乱や死、破壊の原因を作った」「近隣国や国境、諸国の主権を尊重していない」と述べ、「追加制裁を11月5日に再開させ、追加措置も続く。イラン産原油を輸入する国々が買い入れを大幅に減らすよう連携している」と説明した。

トランプ氏は演説登壇前に記者団に対して、イラン側が態度を変えない限り会談をするつもりはないと述べた。また、今後、関係が改善する可能性はあるものの、イランへの経済的圧力を弱めることはないと言明した。

11月5日から追加制裁を発動するとし、各国にイラン産原油の輸入を停止するよう呼びかけていると説明した。

ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)もまた、米国は「積極的かつ断固とした」姿勢でイランに対する経済制裁を実施すると強調。EUやその他の第3者が米制裁を骨抜きにすることは認めないとした。

一方、ロウハニ氏は「米国が新たな制裁という名の下で開始した経済戦争は、イラン国民のみを標的にしておらず、他国の人々にも悪影響を及ぼし、世界の貿易の混乱を引き起こした」と強調。

イランは「戦争、制裁、脅し、弱者いじめ」は求めておらず、法に基づき行動し、義務を履行すると述べた。米国の圧力に屈することはないとし、「いかなる国に対しても力ずくで交渉の席に着かせることはできない」と言明した。

米国とイランの根深い対立の構図が浮き彫りになる一方、トランプ氏は北朝鮮との関係改善を強調。北朝鮮が核・ミサイル実験を停止し、同国で拘束されていた米国人を解放し、朝鮮戦争で死亡した米兵のものとされる遺骨を米国に返還したことを称賛した。

 9月25日、トランプ米大統領は、ニューヨークの国連総会で演説し、イランを「腐敗した独裁体制」などと批判し、イランへの追加制裁を表明した。演説する同大統領。ニューヨークで撮影(2018年 ロイター/Carlos Barria)

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