December 4, 2019 / 2:38 AM / 11 days ago

イラン核物質検知、期限設け説明要求は逆効果も=IAEA新事務局長

 国際原子力機関(IAEA)の事務局長に3日就任したラファエル・グロッシ氏は同日、イランの国内施設でIAEAが微量のウランを検出したことについて、期限を設けて同国に説明を求めるのは逆効果になりかねないとし、対話による問題解決に期待を寄せた。オーストリア・ウィーンの同氏のオフィスで撮影(2019年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ウィーン 3日 ロイター] - 国際原子力機関(IAEA)の事務局長に3日就任したラファエル・グロッシ氏は同日、イランの国内施設でIAEAが微量のウランを検出したことについて、期限を設けて同国に説明を求めるのは逆効果になりかねないとし、対話による問題解決に期待を寄せた。ロイターのインタビューに答えた。

IAEAは、イスラエルのネタニヤフ首相が「秘密の原子力保管庫」だと指摘していた施設で微量のウランを検出したが、イランはこの件について十分な説明を行っていない。

IAEAの事務局長代行は9月、イランに「期限厳守」で説明を要求したが、それ以降も同国が前向きに協力する兆候は見られていない。

グロッシ氏は、期限を設けると「非常に敵対的な関係になりそうだ」とし、「期限を設けるのは最善策ではないかもしれない」と述べた。今週始まるイランとの直接対話では、「新顔」の事務局長として時間をかけて対話していく姿勢を示した。

「まずイランとの対話を始めよう。対話の席に着く前に彼らの態度について持論を表明するのは不適切で不公平だと思う」と語った。

グロッシ氏は先に、イランを含め核施設の査察全般に「公正かつ断固として」臨むと表明している。ロイターの今回のインタビューでは、これまでのIAEA査察チームの仕事に満足していると述べた。

グロッシ氏はアルゼンチン出身の58歳。7月に死去した天野之弥氏の後任として事務局長に就任した。

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