December 18, 2017 / 1:23 AM / 6 months ago

UPDATE 1-企業の物価見通し、2期ぶりプラス幅拡大 インフレ期待は緩慢=日銀調査 

 (内容を追加しました)
    [東京 18日 ロイター] - 日銀が18日に発表した12月調査の日銀短観にお
ける「企業の物価見通し」によると、企業が想定する消費者物価(CPI)は平均で1年
後が前年比0.8%上昇となり、前回9月調査(同0.7%上昇)からプラス幅が小幅拡
大した。3年後と5年後はともに同1.1%上昇と前回から横ばいだった。足元の消費者
物価は徐々に上昇率を高めているが、企業のインフレ期待は引き続き鈍い。
       
    1年後の見通しが上昇するのは6月調査以来、2四半期ぶり。昨年6月調査の同0.
6%上昇を底に持ち直しの動きもみられるが、ゼロ%台後半で一進一退の動き。3年後は
3四半期連続、5年後は5四半期連続で同1.1%上昇が続いている。
    昨年10月にマイナス圏にあった実際の消費者物価(除く生鮮食品)は、今年に入っ
てエネルギー価格の上昇を主因に上昇率を次第に高めている。直近の10月は同0.8%
上昇までプラス幅を拡大させているが、企業の物価見通しからは、この間の企業のインフ
レ期待に大きな変化はうかがえない。    
    
    日銀では先行きについて、景気の持続的な拡大を背景に「企業の賃金・価格設定スタ
ンスは次第に積極化していく」(黒田東彦総裁)と、価格引き上げの動きが広がるにつれ
て企業や家計のインフレ期待も上昇していくと見込んでいる。
    景気と企業収益が好調な中、インフレ期待の上昇に向け、来年の春闘における賃上げ
動向が鍵となりそうだ。
    
    同時に公表した各企業の主要な製品・サービスの販売価格見通しは、現在と比べて平
均で1年後が0.6%上昇、3年後が1.1%上昇、5年後が1.3%上昇となり、いず
れも前回調査からプラス幅が0.1%ポイント拡大した。
    

 (伊藤純夫)
  

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below