October 5, 2018 / 5:42 AM / 15 days ago

UPDATE 1-家計の物価観、1年後に「上がる」は76.0% 2四半期ぶり低下=日銀調査

(内容を追加しました)

[東京 5日 ロイター] - 日銀が5日発表した9月の「生活意識に関するアンケート調査」(第75回)によると、1年後と5年後の物価について「上がる」と回答した割合は、前回の6月調査から低下した。「上がる」との回答割合が前回調査を下回るのは、いずれも2四半期ぶりで、家計の物価観は一進一退となっている。

アンケートは8月9日から9月4日にかけて全国の満20歳以上の個人、3805人を対象に実施した。有効回答者数は1963人で、有効回答率は51.6%だった。

物価が1年後に「上がる」と回答した人の割合は76.0%で、前回調査の77.4%から低下した。「1年後の物価は現在と比べて何%程度変化すると思うか」との質問に対する回答では、平均値が4.4%上昇、中央値が3.0%上昇で前回から横ばいだった。

5年後の物価が「上がる」との回答は80.6%となり、前回調査の82.3%から低下した。毎年の変化率は平均値で3.9%上昇、中央値で2.0%上昇と前回からほぼ横ばいとなった。

現在の物価が1年前と比べて「上がった」と回答した割合は69.1%で、前回調査の69.8%から小幅に低下。日銀によると、今年の冬場にかけて高騰していた生鮮食品の価格が相対的に落ち着いてきたことが影響している可能性がある、という。

現在と1年前の景況感を比べた景況感DI(良くなった─悪くなった)はマイナス13.3と前回のマイナス9.9から悪化。1年後の見通しもマイナス17.1と同マイナス16.6から悪化した。

一方で暮らし向きDI(ゆとりが出てきた─ゆとりがなくなってきた)はマイナス31.9と2017年9月調査に並ぶ過去最高水準に改善した。暮らし向きが改善しているのに景況感が悪化しているのは、相次いだ自然災害などが個人の景況感に影響した可能性があると、日銀は見ている。 (伊藤純夫)

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