May 10, 2018 / 3:50 PM / 2 months ago

米4月消費者物価0.2%上昇、市場予想は下回る

[ワシントン 10日 ロイター] - 米労働省が10日発表した4月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.2%上昇と、3月の0.1%下落から持ち直した。市場予想の0.3%上昇は下回った。ガソリンや賃貸が値上がりしたものの、医療費の伸びが鈍化し、全体の物価上昇を抑制した。

5月10日、4月の米消費者物価指数は前月比0.2%上昇と、3月の0.1%下落から持ち直した。写真は2010年5月ニューヨークのホールフーズ店舗で撮影(2018年 ロイター/Shannon Stapleton)

4月の前年同月比は2.5%上昇し、2017年2月以来の大幅な伸びとなった。3月は2.4%上昇していた。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比0.1%上昇した。市場予想の0.2%上昇を下回った。前月まで2カ月連続で0.2%上昇していた。4月の前年同月比は2カ月連続で2.1%上昇した。

米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安として注目する個人消費支出(PCE)物価のコア指数は、3月に前年同月比1.9%上昇した。昨年の3月に携帯電話サービス料金などが大幅に値下がりしたことに伴うベース効果が影響した。2月は1.6%上昇だった。エコノミストらはPCEコア指数が5月にFRBの目標とする2%に達するとみている。

JPモルガン(ニューヨーク)のエコノミスト、マイケル・フェロリ氏は「今回の統計でFRBは来月に利上げを実施する軌道から外れることはない」との見方を示した。

4月のCPIの内訳は、ガソリンが3.0%上昇と、3月の4.9%下落から持ち直した。ガソリンはさらに値上がりするとみられる。原油は、米国が8日にイラン核合意から離脱することを決め、供給不足懸念が浮上したことから9日に3年半ぶりの高値をつけている。

食品は0.3%上昇。3月は0.1%上昇していた。家庭用食品は0.3%上昇と、17年3月以来の大幅な値上がりとなった。

帰属家賃は0.3%上昇。3月も0.3%上昇していた。

医療費は0.1%上昇と、3月の0.4%上昇から勢いが鈍化した。コアCPIの伸びを抑制した。

衣料は0.3%上昇と、3月の0.6%下落から持ち直した。

中古車は1.6%下落し、09年3月以来の大幅な落ち込みだった。娯楽は0.4%下落と、09年12月以来の大幅なマイナスだった。

*内容を追加します。

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