June 4, 2019 / 7:29 PM / 13 days ago

米製造業新規受注、4月0.8%減 出荷17年4月以来の大幅マイナス

[ワシントン 4日 ロイター] - 米商務省が4日公表した4月の製造業新規受注は前月比0.8%減少した。市場予想は0.9%減だった。出荷は2017年4月以来の大幅な落ち込みとなり、製造業の弱含みが続いていることを示唆した。製造業の鈍化はより広範な経済の重しになる恐れがある。

3月の新規受注は当初発表の1.9%増から1.3%増へ下方改定された。

4月の前年同月比は1.6%増だった。

米経済の約12%を占める製造業は、余剰在庫の解消を進める一方で、受注の減少が重しとなっている。余剰在庫は売り上げが弱含む自動車業界に集中している。

在庫は0.3%増だった。過去8カ月のうち7カ月増えている。

製造業出荷は0.5%減と、17年4月以来の大幅な落ち込みだった。前月は0.2%増加していた。出荷に対する在庫の比率は1.37と、前月の1.36から上昇した。

米航空機大手ボーイング(BA.N)が、墜落事故の相次いだ旅客機737MAXの生産を減らしたことも製造業の重しとなっている。

トランプ大統領が先週、メキシコの不法移民対策が不十分として10日より同国から輸入品全てに5%の関税を課すと表明したことで、製造業のサプライチェーンは一段と乱れる恐れが出ている。

米国はすでに中国と通商政策で対立している。

ムーディーズ・アナリティクス(ペンシルベニア州)の上級エコノミスト、スティーブン・シッカレッラ氏は「世界経済が減速し、米国の貿易相手国への関税拡大が逆風となり、製造業の先行きは一段と厳しい」と述べた。

受注の内訳は、輸送機器が5.9%減。前月は6.0%増加していた。民間航空機は25.2%減。自動車・同部品は1.7%減と、17年7月以来の大幅な落ち込みだった。

民間設備投資の先行指標とされる、資本財から国防関連と航空機を除くコア資本財受注は1.0%減。前月発表された速報値の0.9%減から下方改定された。前月は0.3%増加していた。

国内総生産(GDP)で企業設備投資の計算に使われるコア資本財の出荷は前月から横ばいだった。3月は0.6%減少していた。

JPモルガンのエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「実際の設備投資は第2・四半期に再び減少する可能性がある」と述べた。

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