[8日 ロイター] - 米国陸上競技連盟(USATF)は8日、今夏の東京五輪代表選手の新型コロナウイルスワクチン接種を任意にすると発表した。一方、大会に帯同するスタッフについては全員に接種が義務付けられるという。
USATFのマックス・シーゲル最高経営責任者(CEO)は、「われわれはスタッフにワクチン接種を義務付けている。ただ、選手には接種を推奨しているものの義務付けはしていない。リスクを軽減する方法はこれまで、選手やコーチらにたくさん教育してきた」と述べた。
シーゲルCEOは、USATFの新型コロナウイルスに関する予防対策は東京五輪組織委員会が用意した規則よりも厳格だと指摘。18日から27日にかけて米オレゴン州で五輪選考会が行われるが、選手と近距離で接する人々はすでにワクチンを接種済みだという。
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