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訂正(3日配信記事)米、中国遺伝子関連企業など貿易ブラックリストに追加

 3月2日、バイデン米政権は、中国の有名な遺伝子関連企業BGIの系列企業2社を貿易ブラックリストに追加した。少数民族弾圧を目的とした中国政府による監視に寄与する重大なリスクがあるとしている。写真は米商務省の印。2017年、米首都ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Eric Thayer)

(英文の訂正により3日配信記事で、米政府の貿易ブラックリストに掲載された中国企業の関連性を明確にし、情報を追加しました)

[2日 ロイター] - バイデン米政権は2日、中国の遺伝子関連大手BGI(華大基因)の1部門(訂正)やクラウド企業インスパー(浪潮集団)を輸出規制の対象となる貿易ブラックリストに追加した。両国の緊張が一層高まるのは必至だ。

輸出管理を担う米商務省は、BGIテック・ソリューションズ(香港)のほか、華大基因の親会社BGIグループに属するBGIリサーチとフォレンジック・ゲノミクス・インターナショナルもリストに追加。これらの企業について、少数民族弾圧を目的とした中国政府による監視に寄与する重大なリスクがあると指摘した。

インスパーについては、中国の軍事力近代化を支援するために米国製品を取得したり、取得を試みたりしたとしている。

各社やワシントンの中国大使館は、コメントの要請に返答していない。

この他にも中国の26団体がリストに追加された。対象団体は米国製品を受け取ることが困難になる。

商務省は2020年、少数民族ウイグル族の弾圧を助長する遺伝子分析を行った疑いで、BGIグループ傘下2社を経済ブラックリストに掲載した。

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