August 24, 2018 / 8:17 AM / 3 months ago

インタビュー:中国財政相、理不尽な米貿易措置には「断固対抗」

 8月24日、中国の劉昆財政相(写真)は、米国がさらに貿易関税を課せば中国は米政府に対抗し続けるとした一方、中国系、外資系にかかわらず中国国内の企業への悪影響を避けるため、報復措置は可能な限り的を絞るとの見方を示した。北京で23日撮影(2018年 ロイター/Jason Lee)

[北京 24日 ロイター] - 中国の劉昆財政相は、米国がさらに貿易関税を課せば中国は米政府に対抗し続けるとした一方、中国系、外資系にかかわらず中国国内の企業への悪影響を避けるため、報復措置は可能な限り的を絞るとの見方を示した。

劉氏は23日に行ったロイターとのインタビューで、現時点において中国経済に対する米中「貿易摩擦」の影響は小さいが、雇用の減少などが懸念されると述べた。

劉氏が今年3月に財政相に就任してから、メディアに出るのは初めて。

劉氏は、貿易摩擦の影響を受けた失業者や労働者を支援するために財政支出を拡大すると述べた。また地方政府がインフラ投資を支援するために発行する債券額が第3・四半期末までに1兆元(1454億8000万ドル)を超えるとの見通しを示した。

劉氏は「中国は貿易戦争への参加を望んでいないが、米国が講じている理不尽な措置に対し、断固として対応していく」と指摘。「米国がこれらの措置を持続するなら、われわれは自国の利益を守るために相応の対応策をとるだろう」と述べた。

米国製品に対する追加関税を検討しているかとの問いに対し、劉氏は的確に対応していくと言及。「米国が輸入する中国製品の価値と中国が輸入する米国製品の価値はもちろん同じではないが、状況に見合った関税措置を実施していく」とした。

ただ「措置を講じる際には、中国国内の外国企業の利益に悪影響が及ばないよう最大限努力する」と付け加えた。

また失業者や労働者を支援する財政支出を実施しても、2018年の財政赤字の対国内総生産(GDP)比率目標である2.6%を超えることはないと指摘した。

さらに、今年の歳入は予想をはるかに上回るだろうと楽観的な見方を示した。

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