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米大統領顧問「通商協議は進展のもよう」、中国側も期待表明

 2月11日、コンウェイ米大統領顧問は、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と近い将来に会談する可能性はなお存在していると述べた。北京で昨年6月撮影(2019年 ロイター/JASON LEE)

[北京/ワシントン 11日 ロイター] - コンウェイ米大統領顧問は11日、トランプ大統領が中国の習近平国家主席と近い将来に会談する可能性はなお存在していると述べた。

コンウェイ氏はフォックス・ニュースのインタビューに対し、「トランプ大統領は習主席に近く会いたがっている」と指摘。米中は通商協議で合意に近づいているかとの質問に対しては「完全にそのように見える」と述べた。

米中通商協議はこの日から北京で次官級協議が始まった。中国外務省の華春瑩報道官は会見で、通商協議で良い結果が出ることを期待していると表明。「われわれはもちろん世界中が良い結果を望んでいる」と語った。[nL3N2061EU]

米経済諮問委員会(CEA)のハセット委員長はフォックス・ビジネス・ネットワークに対し、トランプ政権が進捗状況に満足しているとしつつも、3月1日が通商協議の「真の期日」であることをあらためて強調した。

その上で「週内に上級レベルに持っていけるよう作業が行われている」とし、「知的財産問題や強制的な技術移転を含むすべての選択肢を検討している」と語った。

米国は3月1日までに知的財産権など中国の構造問題で合意できなければ一時棚上げしている追加関税率の引き上げに踏み切る方針を示している。トランプ大統領は前週、協議期間中に習近平・中国国家主席と会談する予定はないと述べている。

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