[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米ホワイトハウスは8日、来週北京で行われる米中通商協議の日程について、11日から次官級協議が開かれ、その後14─15日にムニューシン財務長官やライトハイザー米通商代表部(USTR)代表らを交え閣僚級協議が行われると発表した。
次官級協議にはゲリッシュUSTR次席代表らが出席する。ホワイトハウスの当局者は、知的財産権の保護など構造問題が引き続き焦点になると述べた。
トランプ大統領は7日、中国との通商協議の期限である3月1日までに習近平国家主席と会談する計画はないことを確認した。関係筋によると、トランプ氏の側近は、争点である知的財産権の問題で両国の間に依然隔たりがある現段階で会談に応じれば、早期の合意に対する根拠のない期待が高まる恐れがあることに懸念を示したという。
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