July 22, 2014 / 3:52 AM / 5 years ago

米上院小委員会、ドイツ銀やバークレイズが租税回避ほう助と指摘

[ワシントン 21日 ロイター] - 米上院の常設調査小委員会は、独ドイツ銀行(DBKGn.DE)と英バークレイズ(BARC.L)の2行がヘッジファンドの租税回避をほう助したと指摘、金融当局に対して規制を強めるよう求めた。

21日、委員長のカール・レビン上院議員(民主党)は、ルネッサンス・テクノロジーズなどのヘッジファンドがドイツ銀とバークレイズから購入したオプション商品を利用して巨額の税金逃れを行っていたと指摘した。

レビン議員は記者会見で「米国市民が膨大なの税負担を余儀なくされたばかりだというのに、ヘッジファンドがこれほどの税逃れをやすやすとやってのけた」と語り「このままでは同じことの繰り返しだ。巨額の借入での高リスク取引が放置されて経済がおかしくなれば、今度も納税者がつけを払わされることになる」と警告した。

小委員会は1年ほど前に調査に着手した所謂バスケット・オプションについての報告書を公表した。これに基づきレビン議員はバスケット・オプションが税逃れの手段として利用される可能性を指摘、さらにレバレッジ規制を迂回して多額の借入れが可能になるよう設計された高リスク取引であるとして、22日に開かれる公聴会に問題の2行とヘッジファンドを召還し追及する方針を示した。

バークレイズは先日、高頻度取引業者を不当に優遇したとしてニューヨーク州検察から詐欺容疑で起訴処分を受けたばかりだった。

ドイツ銀行はLIBOR(ロンドン銀行間取引金利)の不正操作を始め数々の問題で調べを受けてり、この2年間に支払済みの罰金50億ユーロに加えて、18億ユーロ(24億3000万ドル)の引当金を積み増ししている。

しかしレビン議員はこれらが不法行為(脱税)であるとまで踏み込まなかった。

ドイツ銀行は同行のオプション商品について「完全に関係法、規制、指導に沿って提供してきた」とコメントした。

ルネッサンスは「上院小委員会が問題にしたオプション取引は法的に不適切な面はないと理解しており、ルネッサンスはこれらのオプション取引から相当の利益を得ている」と声明した。

バークレイズも取引は完全に合法的で、同行は小委員会の調査に協力してきたと声明した。

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