July 12, 2018 / 11:45 PM / 4 months ago

米下院議長、輸入関税阻止法案の可決目指す動きに同調せず

7月12日、ライアン米下院議長(写真)は、トランプ大統領による主要貿易相手国への輸入関税発動を支持しない立場を示しながらも、発動阻止に向けた法案の可決を目指す議会の動きについては有効性に疑問を呈した。ワシントンで2018年6月撮影(2018年 ロイター/Aaron P. Bernstein)

[ワシントン 12日 ロイター] - ライアン米下院議長は12日、トランプ大統領による主要貿易相手国への輸入関税発動を支持しない立場を示しながらも、発動阻止に向けた法案の可決を目指す議会の動きについては有効性に疑問を呈した。

ライアン氏は定例会見で「政権側と協力して(通商)政策を良い形にするほうが、より効果的で建設的だ。われわれはそのように取り組んでいる」と表明。「成立する見通しがない法案の可決を目指すよりも効果的だ」と続けた。

同氏は通商政策を巡る「意見の相違」はあるとしたうえで、議会共和党の指導部は「政権側と常に協議している」と語った。

トランプ大統領の票田である州の農家などは、中国や欧州諸国との貿易戦争によって輸出が打撃を受けることに懸念を示している。これを受けて、共和党のボブ・コーカー上院議員などは、大統領が国家安全保障を根拠に輸入関税を課すことを制限する法案を6月に提出。

ただ、法案の可決に十分な支持を取り付けられない可能性があり、ライアン氏もこの現状を踏まえて発言した模様。

法案が議会を通過した場合でも、トランプ大統領は拒否権を発動できる。そうなれば、11月の中間選挙を前に共和党内の派閥間のにらみ合いが続くことになる。

上院は11日、関税を導入する大統領権限を制限し、議会がトランプ大統領の決定に関与するための拘束力のない動議を賛成88反対11で可決している。

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