June 25, 2014 / 9:33 PM / 6 years ago

米最高裁が番組のネット有料配信は著作権侵害との判断、放送局側の勝利

 6月25日、米最高裁判所は、ビデオストリーミングサービスのエレオがテレビのコンテンツをオンラインで有料で顧客に提供することは、著作権侵害に当たるとの判断を下した。写真はエレオのCEO.ワシントンで4月撮影(2014年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 25日 ロイター] - 米最高裁判所は25日、ビデオストリーミングサービスのエレオがテレビのコンテンツをオンラインで有料で顧客に提供することは、著作権侵害に当たるとの判断を下した。

6対3での決定で、CBSCBS.Nやコムキャスト(CMCSA.O)傘下のNBC、ウォルト・ディズニー(DIS.N)傘下のABCといった放送各社にとって大きな勝利。一方、エレオは存続が危ぶまれる結果となった。

レコン・アナリティクスの通信分野担当のアナリスト、ロジャー・エントナー氏は「消費者は手頃な感覚で楽しむことができるため、逆の判断が下されていれば、ハリウッドや映画、テレビ業界を根底から覆すものとなっただろう」と述べた。

エレオは2012年にサービス開始。利用者は月額約8─12ドルで、携帯端末から番組の生放送を見ることができる。エレオは放送局に支払いを行っていない。米国の11都市でサービスを提供しているが、契約者数は公表していない。

多数意見を書いたブライヤー判事は、エレオが単に機器を供給しているだけでなく、1976年の著作権法に基づいて番組の転送が制限されているケーブルテレビ各社と「かなりの類似点」があると指摘した。

政府は、米グーグル(GOOGL.O)や米マイクロソフト(MSFT.O)などからサーバーを介して、テレビの番組や音楽、その他のコンテンツをインターネット上に載せるクラウドベースのサービスの命運を決める判断になると指摘するのは時期尚早だとした見解を示しており、ブライヤー判事もこれに同意している。

エレオのチェット・カノジア最高経営責任者(CEO)は、この判断が米国消費者にとっては「大きな後退」を意味するものだと指摘。ただ、サービス終了につながるかどうかには言及しなかった。

*内容を追加して再送します。

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