July 26, 2018 / 2:22 PM / 23 days ago

米6月耐久財コア受注0.6%増、出荷も大幅増

[ワシントン 26日 ロイター] - 米商務省が26日発表した6月の耐久財受注統計は、民間設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を除く)の受注が前月比0.6%増と、市場予想の0.4%増を上回った。

コア資本財の出荷も大幅に伸び、第2・四半期は設備投資が底堅く伸びたことを示唆した。

5月の数字は当初発表の0.3%増から0.7%増へ上方改定された。

6月の前年同月比は6.8%増だった。

国内総生産(GDP)の設備投資の算出に用いられるコア資本財の出荷は前月比1.0%増と大幅に伸びた。5月は0.2%増だった。

JPモルガン(ニューヨ-ク)のエコノミスト、ダニエル・シルバー氏は「第2・四半期終盤の勢いを踏まえると、設備投資は第3・四半期に加速する可能性がある」との見方を示した。

一方、BMOキャピタルマーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「米経済は第2・四半期は確かに力強さを増した」としながらも、「第2・四半期の終盤に軟化したとみられ、第3・四半期は幾分減速する可能性がある」としている。

設備投資は2016年第4・四半期以来伸び続けている。第2・四半期は個人消費や輸出の伸びも好調だったとみられ、GDPは底堅く伸びた可能性が高い。ロイターのエコノミスト調査によると第2・四半期のGDP予想は年率で4.1%増となっている。第1・四半期の2.0%増から倍増したとの見方だ。第2・四半期GDPの速報値は27日に発表される。

設備投資は、1月に発効したトランプ政権による1兆5000億ドル規模の減税政策が追い風となっている。ただ、中国やカナダ、メキシコ、欧州連合(EU)などの米国の主要な貿易相手国との摩擦によって財政出動の効果が相殺されるとの懸念がある。

耐久財受注の前月比の内訳は、電機・家電が1.5%増と、5月の0.5%減から持ち直した。電算機・電子製品は0.6%増、機械は0.2%増加した。組立金属製品も増えた。一次金属は0.4%減だった。

全体としての耐久財受注は前月比1.0%増。輸送機器が2.2%増加し、全体水準を押し上げた。5月の耐久財受注は0.3%減だった。耐久財はトースターから航空機まで、3年以上使われるモノを指す。

自動車・同部品は4.4%増と、15年3月以来の大幅な伸びとなった。5月は4.5%減だった。

米航空機大手ボーイング(BA.N)のウェブサイトによると、同社の6月の航空機受注は233件と、5月の43件から大幅に増えたものの、耐久財受注統計で民間航空機は4.3%増にとどまった。

*内容を追加して再送します。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below