February 25, 2019 / 11:53 PM / 3 months ago

米経済は良好、FRBは金利に忍耐強い対応可能=クラリダ副議長

[ダラス 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は25日、米経済は良好な状態にあるとの認識を示し、完全雇用に近く、インフレ率もFRBの目標付近で推移していると指摘した。

 2月25日、米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は、米経済は良好な状態にあるとの認識を示し、完全雇用に近く、インフレ率もFRBの目標付近で推移していると指摘した。写真はワシントンのFRB本部で昨年8月に撮影(2019年 ロイター/Chris Wattie)

同副議長は米ダラス地区連銀のカプラン総裁との対談で、インフレが抑制されていることからFRBは金利を決定する上で「忍耐強く」あることが可能だと述べた。

「米経済は現在、良好な状態にある。これは好ましい状況で、われわれは景気を支援し、維持するためにできることは何でもしたいと考えている」と強調した。

FRBは2018年に4回の利上げを実施したが、先月には追加利上げについて忍耐強くある姿勢を表明。投資家は3年にわたるFRBの利上げサイクルが終了したサインと受け止めている。

クラリダ副議長は米経済へのリスク要因としてアジアと欧州の景気減速を挙げ、FRBの政策との「関連性は確実にある」と述べた。

また、FRBはさらなる景気の悪化に利下げで対応する余地があるが、世界の他の中銀は、過去に危機対応を本格化した際の水準近くで金利が停滞していると指摘した。

「これは総合すると明らかに、世界経済を一段と脆弱にしている」と語った。

米国債の利回り曲線(イールドカーブ)のフラット化がリセッションに陥るリスクの拡大を示しているとの一部の懸念については、米国債に対する世界からの需要など多数の要因が長期金利を押し下げているとして、懸念の必要はないとの立場を示した。ただ、実体経済の動向を追いながらも、金融市場が送るシグナルを無視することはないと述べた。「縛れらるべきではなく、多くのノイズがある。ただ、金融市場のデータには多少の(注意すべき)シグナルがある」とした。

バランスシート政策については、銀行の準備金需要と世界的な通貨需要を踏まえると、金融危機前の規模を上回るバランスシートが必要になるとの見通しを示した。ただ、FRBはまだ、最終的に必要とされる規模について判断していないとした。

*内容を追加しました。

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