July 25, 2018 / 7:06 PM / a month ago

米6月新築住宅販売5.3%減、戸数ベースで8カ月ぶり低水準

[ワシントン 25日 ロイター] - 米商務省が25日発表した6月の新築一戸建て住宅の販売戸数(季節調整済み)は、年率換算で前月比5.3%減の63万1000戸と、戸数ベースで2017年10月以来、8カ月ぶりの低水準となった。市場予想は2.8%減の67万戸だった。前月の数字も大幅に下方改定され、住宅市場が鈍化していることを示す最新の兆しとなった。

5月の数字は当初発表の68万9000戸から66万6000戸へ下方改定された。

新築住宅は、住宅市場全体の10%近くを占める。新築住宅販売は建設許可件数を基に導き出しており、月次の数字は乱高下する傾向がある。

6月の前年同月比は2.4%増だった。

住宅市場の指標はここ数カ月、弱含んでいる。6月は、住宅着工件数が9カ月ぶりの低水準に落ち込んだほか、中古住宅販売が3カ月連続でマイナスとなった。住宅建設許可件数も9カ月ぶりの低水準だった。

住宅市場は建材の値上がりや用地・労働力不足に直面しており、供給がひっ迫する中で住宅価格が上昇している。住宅市場の弱含みは主に供給側の要因によるものだったが、低迷が続いた場合より広範な経済にも影響が及ぶとの懸念が浮上している。住宅市場は今年、経済全体の活動よりも軟調だ。

MUFG(ニューヨーク)の首席エコノミスト、クリス・ラプキー氏は「副次的な影響として、新築住宅向けの消費耐久財や家具の売り上げペースが年内に落ちる可能性も考えられる」と指摘。「第2・四半期が年内成長のピークとなった可能性が高い」と話した。

ネイビー・フェデラル・クレジット・ユニオン(バージニア州)のエコノミスト、ロバート・フリック氏は「住宅市場の勢いが弱まりつつあり、今回の拡大局面がピークに達した可能性もある」と話した。

新築一戸建て住宅販売の地域別は、最大市場の南部が前月比7.7%減だった。西部は5.2%減。中西部は13.4%減だった。一方、北東部は36.8%急増した。

住宅販売価格の中央値は前年同月比4.2%減の30万2100ドルだった。

在庫は前月比1.7%増の30万1000戸だった。06年の住宅バブルのピークと比べて半分強の水準だ。

前週に発表された7月の住宅建設業者指数は前月から横ばいだった。調査先は「引き続き、建材費の上昇が負担となっている」と指摘した。トランプ米政権は17年4月、カナダの木材が不当な補助金を受けているとして、同国からの針葉樹材に関税をかけた。建設業者はこれによって新築住宅の建設費用が著しく上がったと指摘している。

6月の販売ペースから計算した在庫消化に必要な期間は5.7カ月。5月は5.3カ月だった。6月に販売された住宅の3分の2近くが、建設中か、これから建設するものだった。

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