May 16, 2018 / 7:09 PM / 4 months ago

米4月鉱工業生産指数0.5%上昇、過去の数値下方改定

[ワシントン 16日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が16日発表した4月の鉱工業生産指数の統計では製造業部門が0.5%上昇した。市場予想と一致した。今回の統計は2017年11月までさかのぼって数値が改定され、全体の鉱工業生産指数と製造業部門がともに下方改定された。経済見通しに影を落とす内容だ。

鉱工業生産は製造業と鉱業、電力・ガスの部門から成る。

鉱工業生産全体の指数は0.7%上昇。過去4カ月のうち3カ月間は数字が下方改定された。2月の下方改定は著しかった。4月の前年同月比は3.5%上昇した。

製造業部門では、機械が2.3%上昇し、全体水準を押し上げた。一方、一次金属と組立金属製品は落ち込んだ。

1日に発表された4月の製造業景気指数は前月から低下した。調査対象からは、トランプ米大統領が鉄鋼とアルミニウムに輸入関税をかけてから一次産品が値上がりしているとの懸念の声があった。

4月18日に発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)では全米にわたり関税に対する懸念が高まっていることが明らかになった。ただパウエルFRB議長は関税が米経済に与える影響を判断するには時期尚早だと発言している。

鉱工業生産のうち電力・ガスは1.9%上昇した。

工場がどれだけ十分に設備を稼動しているかを示す製造業の設備稼働率は0.4%ポイント上昇の78.0%だった。FRBは、物価上昇圧力が高まるまでに経済がどれだけ伸びる余地があるかを推計する上で設備稼働率に注目している。

オックスフォード・エコノミクスの首席エコノミスト、グレゴリー・ダコ氏は、鉱工業生産の先行きリスクが主に通商政策に関連して続いているとし、「米中貿易を巡る緊張は徐々に高まっており、一方でトランプ大統領がイラン核合意離脱を決めたことを受け、米国と欧州の緊張もはっきりしてきた」と述べた。

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