for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

米7月鉱工業生産指数0.1%上昇、製造業部門が押し上げ要因

[ワシントン 15日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が15日発表した7月の鉱工業生産指数は0.1%上昇した。明るい経済見通しに伴い製造業部門が好調だった。市場予想は0.3%上昇だった。

6月の数字は当初発表の0.6%上昇から1.0%上昇へ上方改定された。

鉱工業生産は製造業と鉱業、電力・ガスから成る。製造業生産は0.3%上昇し、市場予想と一致した。自動車が0.9%上昇したほか、機械が0.6%、コンピュータや電子機器が1.3%それぞれ上昇した。米中貿易摩擦の高まりの初期段階を製造業が乗り切っていることを示唆する。トランプ政権は7月に、中国からの幅広い輸入品に課す関税を引き上げた。中国は米国からの輸入品に報復関税を課した。

米経済の約12%を占める製造業は依然として国内外の底堅い経済が下支えしている。ただ多くのエコノミストが、貿易摩擦の高まりによって設備投資が抑制される危険性があるとみる。

鉱業生産は0.3%低下。石油・ガス掘削が4.3%低下し、全体の重しとなった。

電力・ガスは0.5%低下した。

鉱工業生産指数全体が小幅な上昇にとどまったことで、設備稼働率は前月から横ばいの78.1%と、1972年から2017年の平均を1.7%ポイント下回った。設備稼働率は企業がどれだけ十分に設備を稼動しているかを示す。

FRBは、経済に内在する需給の緩みを見るために設備稼働率に注目している。そのことで物価上昇圧力が高まるまでに経済がどれくらい伸びる余地があるかが分かる。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up