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米雇用統計:識者はこうみる

[6日 ロイター] - 米労働省が6日に発表した10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比63万8000人増と、前月の67万2000人増から伸びが鈍化した。市場関係者のコメントは以下の通り。

米労働省が6日に発表した10月の雇用統計は、非農業部門雇用者数が前月比63万8000人増と、前月の67万2000人増から伸びが鈍化した。ユタ州での就職フェアのようす。昨年撮影(2020年 ロイター/George Frey)

●基調的な強さ示すも注視必要

<ウェルズ・ファーゴ・インベストメント・インスティチュートのシニアグローバル市場ストラテジスト、サメール・サマナ氏>

10月の米雇用統計は予想を上回り、多くの点で基調的な力強さが示された。

ただ、雇用創出の動きが鈍化し、新規失業保険申請件数も減少に歯止めがかかっていることは、労働市場の回復が一段と不均一になり始めていることを示唆している。新型コロナウイルスの感染再拡大とそれに伴う制限措置も一部影響しているだろう。

現時点では、雇用の増加が消費と経済を十分下支えするだろうが、冬季にかけて注視することが重要だ。

●第4四半期成長見通し押し上げ

<アクション・エコノミクスのチーフエコノミスト、マイケル・エングランド氏>

政府部門の雇用者数の減少が全体を圧迫したが、民間部門は堅調で、総じて力強い結果となった。第4・四半期の成長見通しを押し上げ、経済にとって良好な兆候だ。

●コロナ制限措置の影響注視

<TDアメリトレードのチーフ市場ストラテジスト、JJ・キナハン氏>

6カ月連続で雇用が増加し、娯楽関連が主導しているのは良いことだ。冷や水を浴びせたくはないが、多くの州でロックダウン(都市封鎖)が始まっており、今後どのように展開するのかが注視される。専門職・企業サービスが大きな押し上げ要因で、建設業もかなりの驚きだった。

指標のボラティリティーは今後も続くと予想されるが、建設業、製造業、運輸業、倉庫業はかなりの回復しており、3つの柱となっている。

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