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第1四半期米GDP改定値、1.0%減に下方修正 3年ぶりの縮小
May 29, 2014 / 1:47 PM / 4 years ago

第1四半期米GDP改定値、1.0%減に下方修正 3年ぶりの縮小

[ワシントン 29日 ロイター] - 米商務省が29日発表した第1・四半期の国内総生産(GDP)改定値は前期比年率1.0%減と、速報値の0.1%増から下方修正された。

 5月29日、第1・四半期の米GDP改定値は前期比年率1.0%減に下方修正された。写真は2月14日、コロラド州ボルダーで撮影(2014年 ロイター/Rick Wilking)

マイナス成長となるのは2011年第1・四半期以来3年ぶり。市場予想の0.5%減も下回った。

在庫の積み増しペース鈍化や、貿易赤字が当初予想より拡大したことが圧迫要因となった。企業による非居住用建造物への投資縮小も響いた。

エコノミストは、異例の寒波の影響がGDPを最大1.5%ポイント押し下げたとみている。商務省は、寒波の影響に関する詳細は明らかにしていない。

だが景気の先行きは明るい見通しだ。一時的な天候要因による影響は後退し、とりわけ在庫は反転し、4─6月のGDPを押し上げると見込まれている。 三菱東京UFJ銀行(ニューヨーク)のチーフ金融エコノミスト、クリス・ラプキー氏は「経済は思っているより良い状況にある。力強く年を終えるとの見方を変えていない」と述べた。

雇用市場の改善も追い風とみられている。

同日発表された新規失業保険週間申請件数は前週比2万7000件減の30万件と、予想(31万8000件)以上に減少した。労働市場のすう勢をより正確に示すとされる4週間移動平均も2007年8月以来の低水準となった。 ミラー・タバクのチーフ経済ストラテジスト、アンソニー・カリダキス氏は「労働市場の状況が着実に改善しているとの見方に一致する。これが経済の主要なけん引役となる」と指摘した。

内訳では、企業の在庫変動が490億ドルと、速報値の874億ドルから下方修正された。これは1年ぶりの低水準で、GDPを1.62%ポイント下押しした。

輸出が6.0%減と、速報値の7.6%減から上方修正されると同時に、輸入も1.4%減から0.7%増に引き上げられたことによって、貿易赤字が拡大し、GDPを0.95%ポイント押し下げた。

企業の非居住用建造物への投資は7.5%減と、速報の0.2%増から下方修正された。

反面、国内最終需要は1.6%増と、速報の1.5%増から上方修正され、基調的な底堅さもみられた。

個人消費支出も3.1%増と、速報値の3.0%増から引き上げられた。

また、企業利益(税引き後)は13.7%低下と、2008年第4・四半期以来の大幅な落ち込みとなった。

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