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現代自の米アラバマ部品工場、危険な作業現場で未成年を違法雇用

7月25日 韓国・現代自動車の米アラバマ州の部品子会社が危険な作業を伴う金属プレス加工現場で多くの未成年者を働かせていた。写真は現代自動車のロゴ。4月13日、ニューヨーク市で撮影。(2022年 ロイター/Andrew Kelly)

[ルバーン(米アラバマ州) 22日 ロイター] - 韓国・現代自動車の米アラバマ州の部品子会社が危険な作業を伴う金属プレス加工現場で多くの未成年者を働かせていた。従業員の定着率が低く、慢性的な人手不足に対応するため児童労働が常態化していた様子が当事者の家族や家族の地元警察のほか、工場の従業員や元従業員計8人の話などで明らかになった。12歳が働いたケースがあるという。

部品子会社はSMARTアラバマ。現代自の高利益率を誇る同州組み立て旗艦工場に部品を供給している。現代自は22日、ロイターに対し「会社全体でいかなる違法な雇用慣行も容認していない」と表明し、自治体や州や連邦の法規制を順守しているとも主張した。

ロイターがこの話を把握したのは、グアテマラからの移民の少女14歳が今年2月3日、アラバマ州に住む家族から地元警察に捜索願が出された事件がきっかけ。警察は行方不明情報を公開し、その後に少女をジョージア州で保護した。事情に詳しい筋によると、発見された少女のほか、少女の12歳と15歳の兄弟の計3人が一時、同工場で働いていた。学校にも通っていなかった。

3人の父親はロイターにこの話を確認した。家族の地元警察はロイターに対し、州検事当局に通報したことを明らかにした。州労働局報道官も22日、連邦労働省や他の当局と捜査で協力すると語った。

ロイターが話を聞いた従業員や元従業員や採用仲介業者によると、この数年間に同工場では多数の未成年者が働いていた。昨年に同業他社に転職した成人の元従業員は、幾つもの時間帯で計約50人の未成年者がシフトに入っていたと語った。自分のシフト中に十数人の未成年者が周囲で働いていたと話した元従業員もいた。元従業員2人によると、行方不明事件が地元で報道された後、SMARTは多くの未成年従業員を解雇した。

未成年従業員の一部は長期間の勤務シフトのため通学ができていなかった。ロイターの調べた記録によると、この工場は従業員に対する健康管理や身体切断事故を含む安全上の法令違反を繰り返していた。2013年から直近は今年にかけて、少なくとも計4万8515ドルの関連の罰金が当局から科せられていた。

アラバマ州法と連邦法では金属プラス加工に18歳未満の未成年が従事するのを制限している。アラバマ州法では17歳以下に対しては学校に通わせる義務がある。

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