January 9, 2019 / 3:06 AM / 11 days ago

米主要港湾の輸入量、対中関税引き上げ前の需要一巡で頭打ち

1月8日、米国の主要な港湾の輸入量は、中国製品に対する関税が引き上げられる前に同国製品を前倒しで確保する小売業者の需要が一巡したことを受け、頭打ちとなったことが明らかになった。ロサンゼルス港で2018年7月撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)

[ロサンゼルス 8日 ロイター] - 米国の主要な港湾の輸入量は、中国製品に対する関税が引き上げられる前に同国製品を前倒しで確保する小売業者の需要が一巡したことを受け、頭打ちとなったことが8日、明らかになった。

全米小売業協会(NRF)と物流コンサルタント会社ハケット・アソシエイツのリポート「グローバル・ポート・トラッカー」によると、米主要港湾のコンテナ貨物取扱量は昨年11月、181万TEU(20フィートコンテナ換算)と前年同月比2.5%増加したが、過去最高だった10月の204万TEUからは11.4%減少した。

ハケット・アソシエイツの創設者ベン・ハケット氏は「過去数カ月は関税引き上げ前に在庫を積み増す動きが主因となり、輸入量が過去最高近辺の水準で推移していた」と話した。

小売業者の中でも衣料品の販売会社が関税引き上げを控えて輸入を増やした。

物流テクノロジー会社デカルト・システムズ・グループ(DSG.TO)による関税データの分析結果では、中国製衣料品の対米輸出は昨年1─10月期に7.9%増の4948億3000万ドルだった。

輸入された中国製衣料品を受け取った主な業者には、JCペニー・パーチェシングやフォーエバー21ロジスティクス、ウォルマート・ストアーズ(WMT.N)、ユニクロUSAが含まれている。

NFRの供給網・関税政策担当バイスプレジデント、ジョナサン・ゴールド氏は、小売り各社は「最終的な関税引き上げに伴う値上げから消費者を守るため、春物商品の多くを早めに仕入れた」と話した。

グローバル・ポート・トラッカーの見通しでは、2018年の輸入量が前年比5.3%増えて過去最高の2160万TEUになったが、19年の序盤には伸びが鈍化する。米中貿易摩擦の影響が世界経済に波及する中、鈍化傾向はそれ以降も続くとみられる。

ハケット氏は「今年上半期は輸入が全体として低調に推移すると予想している」と述べた。

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