May 11, 2018 / 9:03 PM / 4 months ago

米4月輸入物価0.3%上昇、石油製品プラス、食品はマイナス

[ワシントン 11日 ロイター] - 米労働省が11日発表した4月の輸入物価指数は前月比0.3%上昇と、市場予想の0.5%上昇を下回った。石油製品が上昇したものの、食品が値下がりし、全体の伸びを抑制した。物価が緩やかに上昇していることを示す最新の兆しだ。

3月の数字は当初発表の横ばいから0.2%下落へ下方改定された。

4月の前年同月比は3.3%上昇と、3月と同様の伸びだった。

今週発表された4月の卸売物価指数と消費者物価指数は弱い伸びにとどまったが、ここ数日間の原油高を受けエコノミストらは向こう数カ月間で物価の上昇圧力が増すとみている。トランプ米大統領は今週、イラン核合意から離脱し、イランに対する経済制裁を復活させることを決めた。イラン産原油を巡る供給懸念から原油は3年半ぶりの高値をつけた。

物価上昇率は米連邦準備理事会(FRB)が目標とする2%に届きそうで届かない水準まできている。FRBが物価の目安としている個人消費支出(PCE)のコア物価指数は3月に前年同月比で1.9%上昇し、2月の1.6%上昇から勢いが増した。

輸入物価指数の前月比の内訳は、石油製品が1.6%上昇と、3月の2.2%下落から持ち直した。

石油を除く輸入物価は0.1%上昇。3月は横ばいだった。4月の前年同月比は1.7%上昇だった。

食品は0.4%下落し、2カ月連続で落ち込んだ。資本財は横ばいだった。自動車は0.1%上昇。自動車を除く消費財は前月比0.1%上昇した。

石油を除く産業用資材・原料は0.7%上昇。3月は1.0%上昇していた。鉄鋼製品が4.0%上昇したことが押し上げ要因だった。トランプ大統領は3月、国内の鉄鋼生産者が不当な競争にさらされていると主張し、鉄鋼に25%の輸入関税を課した。

中国からのモノの物価は0.1%下落し、7カ月ぶりに落ち込んだ。3月は0.2%上昇していた。4月の前年同月比は0.2%上昇した。

同時に発表された4月の輸出物価は0.6%上昇。3月は0.3%上昇していた。内訳は、農産物が1.2%下落し、17年12月以来の落ち込みとなった。大豆と木の実、小麦の値下がりが押し下げ要因だった。

輸出物価は前年同月比で3.8%上昇し、11年11月以来の大幅な値上がりとなった。3月は3.4%上昇していた。

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