June 27, 2019 / 4:59 PM / in 3 months

対イラン制裁は奏功、核合意違反の口実にならず=米イラン特別代表

[パリ 27日 ロイター] - 米国務省のイラン担当特別代表、ブライアン・フック氏は27日、イランに最大限の圧力を掛ける米国の政策は効果を発揮しているとし、米制裁措置はイランが2015年の核合意に違反する口実にはならないとの考えを示した。

フック氏はロイターのインタビューに対し「最大限の圧力を掛ける政策は効果を発揮しているため、米国はこの方針を堅持する」と述べた。

イランが核合意に違反している可能性に関する質問に対しては、米国が合意から撤退したこと、またその後にイランに対する制裁措置を導入したことは、イランが合意に違反することの口実にはならないとし、「米国の制裁措置はイランに核プログラムを加速させる権利を与えるものではない」と述べた。

その上で「イランは核爆弾を保有することはない。ブレークアウトタイム(実際に核兵器を保有するまでにかかる時間)が1年を下回らないよう注視している」と語った。

また、イラン政府がこれまでに、米国による交渉の申し入れを拒絶してきたとし、「われわれは多くの見返りを提示してきた。1年前には、イランが通常国家として振る舞い、革命目的を遂行しなければ、全ての制裁を解除することを明確にした」と述べた。

フック氏はロイターのインタビュー後、パリで英独仏の外交官との会合に臨み、米国の政策がイランを再び交渉の席に着かせるために最善の方法だと説得したい考え。

英独仏はイランに対し、核合意の順守をさらに縮小させれば深刻な事態に直面するとする正式な警告文書を送付しているが、外交筋はイランが国内に保有する低濃縮ウランの量について、現在のペースで増え続ければ今週末に上限を超過する見込みであることを明らかにしている。

15年の核合意は、イランの核プログラムを制限する代わりに国際的な制裁措置を解除するもので、イランが核爆弾の製造を決定しても、実際に核兵器を保有するまでにかかる時間が1年になるよう設計されている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below