February 13, 2019 / 6:39 PM / 2 months ago

米CPI、1月は横ばい 前年比で1年半ぶりの小幅な伸び

[ワシントン 13日 ロイター] - 米労働省が13日発表した1月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は3カ月連続で前月から横ばいだった。市場予想は0.1%上昇だった。ガソリン価格が下がり、全体水準を抑制した。

前年同月比では1.6%上昇し、2017年6月以来、約1年半ぶりの小幅な伸びにとどまった。前月は1.9%上昇していた。

米連邦準備理事会(FRB)にとっては当面金利を据え置く根拠となりそうだ。

プラント・モラン・フィナンシャル・アドバイザーズ(ミシガン州)のジム・ベアード最高投資責任者(CIO)は「インフレは依然かなり抑制されているとみられ、FRBは時間をかけてこれまでの利上げの効果を見極めつつ、一段とゆっくり慎重に政策運営を行うことが可能だ」と指摘した。

国内の労働市場が引き締まる一方で、中国や欧州の景気減速が原油安につながっており、物価は全体として緩やかな伸びが続いている。

ムーディーズ・アナリティクス(ペンシルベニア州)のシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「インフレが向こう数カ月間で上振れるリスクは少ない」とした上で、物価と失業率の関係を示すフィリップス曲線が引き続き横ばいで推移しており、今後も失業率は低下するが物価は伸びない可能性があると述べた。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比0.2%上昇し、市場予想と一致した。5カ月連続で0.2%上昇となっている。1月の前年同月比は2.2%上昇だった。

コアCPIが徐々に伸びていることは、基調的な物価動向の著しい変化を示しているわけではないとみられる。物価目標を2%としている米連邦準備理事会(FRB)は個人消費支出(PCE)物価のコア指数を物価の目安としている。

PCEのコア指数は昨年3月に、12年4月以来初めて2%を付けた。昨年10月は1.8%、11月は1.9%上昇。12月の統計は3月1日に発表される。1月25日までの5週間、政府機関が一部閉鎖していたため、遅れが出ている。

FRBは1月に金利を据え置き、12月の声明に盛り込んでいた「段階的な追加利上げが適切」との文言を削除した。一段の利上げには「忍耐強く」対応すると述べた。

1月のCPI統計で労働省は、技術の急速な変化を反映するために固定電話やインターネット、有線・衛星テレビなどの通信サービスの質調整を開始した。

1月のCPIの内訳は、ガソリンが前月比5.5%下落。前月は5.8%下落していた。食品は0.2%上昇。前月は0.3%上昇していた。家庭用食品は0.1%上昇だった。帰属家賃は0.3%上昇。前月は0.2%上昇だった。医療費は0.2%上昇。前月は0.3%上昇だった。衣料は1.1%上昇し、19年4月以来の大幅な伸びとなった。新車も値を上げた。一方、航空運賃は0.9%下落した。

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