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米新規失業保険申請24.5万件に減少、労働市場の緩み縮小
June 8, 2017 / 4:43 PM / 6 months ago

米新規失業保険申請24.5万件に減少、労働市場の緩み縮小

[ワシントン 8日 ロイター] - 米労働省が8日発表した3日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万件減の24万5000件だった。前週に増えた2万件の半分が減った勘定で、最近の雇用拡大ペースの減速にもかかわらず、労働市場が引き締まっていることを示した。

市場は新規申請件数を24万件と予想していた。

前週はカリフォルニアやテネシー、カンザス、ミズーリの各州で件数の増加が顕著だった。件数増加の一部は、学校が夏休み期間に入ったことで、スクールバスのドライバーや学校のカフェテリア従業員が一時的に失職したことが関係している。

新規申請件数は30万件を切ると労働市場は健全な状態にあるとされる。件数は118週連続でこの水準を下回っており、その期間は労働市場の規模が今より小さかった1970年に記録して以来の長さだ。労働市場は最大雇用に近い状態にあり、失業率は4.3%と16年ぶりの低水準にある。

週ごとの変動をならし、情勢をより正確に反映するとされる4週移動平均は2250件増の24万2000件だった。

2週間以上手当てを受けている失業保険受給者の総数は、5月27日までの週で2000件減の191万7000件だった。総数は節目の200万件を8週連続で下回っており、労働市場の緩み(スラック)が消えつつあることを示している。

受給者総数の4週移動平均は750件減の191万4750件で、1974年1月以来の少なさだった。

労働省によると、3日までの週の数字に影響を及ぼすような特殊事情はなかった。ルイジアナ州だけが推計値だった。

一時解雇の少なさと歴史的な求人数の多さは、企業と労働者のミスマッチが5月の雇用拡大ペースの減速の理由であることを示唆している。5月の就業者の伸びは13万8000人で、過去12カ月の平均である18万1000人を大きく下回った。

労働省は6日、求人件数(季節調整済み)は4月に25万9000件増の600万件だったと発表した。政府が統計を取り始めた2000年以降で最も高い水準だった。求人件数は採用意欲を示す。

エコノミストらは、労働市場の引き締まりは連邦準備理事会(FRB)が13、14の両日に開く連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げに踏み切ることを後押しするかもしれないとみている。FRBは3月のFOMCで政策金利のフェデラルファンド金利を25ベーシスポイント引き上げている。

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