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米失業保険申請1万2000件減、ハリケーン影響で狂いも
2017年10月5日 / 14:30 / 16日前

米失業保険申請1万2000件減、ハリケーン影響で狂いも

[ワシントン 5日 ロイター] - 米労働省が5日に発表した9月30日までの週の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比1万2000件減の26万件だった。市場予想の26万5000件よりも少なかった。

ただ統計は引き続き、ハリケーン「ハービー」と「イルマ」の影響で狂いが生じており、足元の労働市場の実態を明確に把握するのは難しい状態だ。

労働省当局者は、ハービーとイルマのほか、ハリケーン「マリア」でテキサス州とフロリダ州、ジョージア州、米領プエルトリコとバージン諸島の申請件数に影響が出たと指摘。

申請件数は8月下旬に23万6000件まで減った後、急増している。9上旬には29万8000件をつけた。ハービーとイルマの影響で9月の雇用統計では就業者数の伸びが抑制されるとみられる。

ロイターのエコノミスト調査によると、6日発表の9月の雇用統計では非農業部門の雇用者数が前月から9万人増える見込みだ。8月は15万6000人増加していた。

ただハリケーンによる労働市場への被害は一時的とみられる。雇用市場は総じて底堅さを保っているもようだ。新規申請件数は30万件を切ると労働市場が力強いとされるが、件数は135週連続でこの水準を下回っている。その期間は労働市場が今よりずっと小さかった1970年に記録して以来の長さとなる。

週ごとの変動をならし情勢をより正確に反映するとされる4週移動平均は9500件減の26万8250件だった。

2週間以上手当を受けている失業保険受給者の総数は、9月23日までの週で2000件増の193万8000件だった。テキサス州の受給者総数(季節調整前)は増加しており、ハービーの影響で働けなくなった人の中にはまだ仕事を再開していない人がいることを示唆した。

全体の失業保険受給者総数は25週連続で200万件を下回っており、労働市場のスラック(需給の緩み)が引き続き薄れていることを示した。4週移動平均は3250件減の194万7000件と、23週連続で200万件を下回った。

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