July 18, 2018 / 3:07 PM / a month ago

米6月住宅着工12.3%減、9カ月ぶり低水準 需給ともに圧迫

[ワシントン 18日 ロイター] - 米商務省が18日発表した6月の住宅着工件数(季節調整済み)は年率換算で前月比12.3%減の117万3000戸と、戸数ベースで2017年9月以来、9カ月ぶりの低水準となった。下落率は16年11月以来の大きさだ。市場予想は132万戸だった。

5月の数字は当初発表の135万戸から133万7000戸へ下方改定された。6月は全4地域で減少した。

木材価格の上昇や用地、労働力の不足が住宅建設を下押しする中、住宅市場は経済全般の動きと比較して出遅れが目立っている。

TIAA銀行(フロリダ州)幹部のジョン・パタキー氏は「供給面では投入価格の値上がり、需要面では賃金の伸びを上回る価格設定に押され、結果として建設業者も買い手も手が出せない状態」と分析した。

建設許可件数は6月に2.2%減の127万3000戸と、3カ月連続でマイナスとなり、戸数ベースで17年9月以来の低水準をつけた。市場予想は133万戸だった。

住宅着工の内訳は、市場で最も大きなシェアを占める一戸建て住宅が9.1%減の85万8000戸だった。一戸建て住宅の着工件数は17年11月に10年超ぶりの高水準となる94万8000戸をつけて以来、勢いがなくなってきている。

17日に発表されたNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は、一戸建て販売に関する指数が前月から横ばいだった。建設業者らは引き続き「建設材料費の上昇が負担になっている」との懸念を示した。

トランプ米政権は17年4月に、カナダ産針葉樹材を対象に関税を適用した。建設業者らはこれにより新築一戸建て住宅の価格が上がっていると指摘する。用地や労働力が足りていないことと加えて、住宅の供給不足が一段と深刻になっており、住宅市場の重しとなっている。

住宅建設投資は第1・四半期に縮小した。経済全体としては、年初めに弱含んだ後、第2・四半期に加速したもようだが、住宅市場は比較的に停滞している状態だ。

月々の変動が大きい集合住宅の着工件数は19.8%減の31万5000戸だった。中でも5戸以上の集合住宅は10カ月ぶりの低水準をつけた。

建設許可件数の内訳は、一戸建て住宅が0.8%増の85万戸と小幅に増加した。許可件数は着工件数の先行き指標となるため、着工件数は向こう数カ月間、緩慢な伸びにとどまるとみられる。集合住宅は7.6%減の42万3000戸だった。

*内容を追加して再送します。

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