April 10, 2019 / 3:59 PM / 2 months ago

米3月CPI0.4%上昇、ガソリン高押上げ 物価圧力は依然緩やか

 4月10日、米労働省が発表した3月の消費者物価指数は前月から0.4%上昇した。上昇率は2018年1月以来の大きさ。ニューヨークで2日撮影(2019年 ロイター/MIKE SEGAR)

[ワシントン 10日 ロイター] - 米労働省が10日発表した3月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.4%上昇した。上昇率は2018年1月以来の大きさ。ガソリンや家賃の値上がりが影響した。ただ、米国内外の経済成長の鈍化によりインフレ圧力は緩やかだ。

2月は0.2%の上昇だった。3月は前年同月比で1.9%上がった。2月は1.5%上昇で、16年9月以来の小さい伸びだった。3月の市場予想は前月比0.3%上昇、前年同月比は1.8%上昇だった。

タイトな労働市場にもかかわらず賃金の伸びは緩やかで、物価上昇の勢いは弱い。軟調な物価動向と経済活動の鈍化により、米連邦準備理事会(FRB)は先月、3年に及んだ利上げを当面見合わせると決めた。昨年4回利上げしたが、今年は利上げしない見通しを示した。

BMOキャピタルマーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、サル・ガティエリ氏は「今回の統計を受けFRBの様子見姿勢は変わらない。引き続きインフレや経済の行方を見守るだろう」と述べた。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは0.1%上昇し、市場予想を小幅に下回った。2月と同じだった。3月のコアCPIの前年同月比は2.0%上昇で、2月の2.1%上昇から伸びが鈍った。18年2月以来の低い伸びだ。

エネルギー価格は3月に3.5%上昇し、CPI全体の上昇の60%を占めた。2月は0.4%の上昇だった。ガソリンは6.5%上昇した。2月は1.5%上昇だった。

食品価格は0.3%上昇した。2月は0.4%の上昇だった。家庭用食品は3月に0.4%の上昇。帰属家賃は2カ月連続で0.3%上昇した。

医療費は0.3%上昇した。2月は0.3%下落していた。衣料品は1.9%下落。1949年1月以来の下落率となった。算出方法の変更が影響した。今回の値下がりによるコアCPIへの寄与度は0.07%ポイントのマイナス。ただ4月は反転するとみられている。新車は0.4%上昇。0.2%下落した2月から持ち直した。

*内容を追加しました。

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