June 5, 2019 / 3:38 PM / 14 days ago

米ADP民間雇用者数、5月は10年3月以来の小幅な伸び

 6月5日、オートマチック・データ・プロセッシング(ADP)などとが発表した5月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が2万7000人増と市場予想の18万人増を大幅に下回った。ユタ州サンディーで3月撮影(2019年 ロイター/GEORGE FREY)

[5日 ロイター/IFR] - 企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)とムーディーズ・アナリティクスが5日発表した5月の全米雇用報告は、民間部門雇用者数が2万7000人増と市場予想の18万人増を大幅に下回った。2010年3月以来9年2カ月ぶりの小幅な伸びにとどまった。

4月の雇用者数は当初発表の27万5000人増から27万1000人増へ下方改定された。

5月は小規模企業(従業員1─49人)の雇用者数が5万2000人減少。20カ月ぶりの減少で、10年3月以降で最大の減少幅だった。中規模企業(従業員50─499人)の雇用者数は1万1000人増えたが、増加幅は10年3月以降で最低。4月は14万5000人増と9年半ぶりの大幅な伸びを記録していた。大規模企業(従業員500人以上)は6万8000人増。3カ月平均(6万6000人増)とほぼ同水準だった。

商品生産セクターの雇用は4万3000人減。建設が9年間で最大の落ち込みとなり3万6000人減。製造業が3000人減。天然資源・採掘が4000人減となった。

サービスセクターでは、教育・医療が3万3000人増、専門職などが2万2000人増、娯楽・宿泊が1万6000人増。情報は3000人減、その他サービスも9000人減となったが、金融が1万3000人増だった。

公共と民間部門どちらも含む、より包括的な5月の雇用統計は7日に発表される。市場予想は民間部門の就業者数が17万5000人増。前月の23万6000人増からペースが落ちる見込みだ。非農業部門の雇用者数は18万5000人増との予想だ。失業率は横ばいの3.6%の見込みだ。

ベレンベルグ・キャピタル・マーケッツのエコノミスト、ロイアナ・レイド氏は、ADPの急速な伸び鈍化は一時的である可能性が高いとした上で、「5月の雇用報告で同様の弱い内容が示された場合、企業が経済見通しに対する懸念を背景に採用を控えていることが一段と示唆されるだろう」と述べた。

*内容を追加しました。

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