June 12, 2018 / 4:18 PM / 4 months ago

米消費者物価、5月は0.2%上昇 緩やかなインフレ圧力示す

[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日発表した5月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.2%上昇し、市場予想と一致した。米連邦準備理事会(FRB)が緩やかな利上げを継続できる環境にあることを示唆した。

6月12日、米労働省が発表した5月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前月比0.2%上昇し、市場予想と一致した。米FRBが緩やかな利上げを継続できる環境にあることが示唆された。写真は2015年、ニューヨーク市で(2018年 ロイター/Shannon Stapleton)

4月も0.2%上昇していた。

5月の前年同月比は2.8%上昇と、2012年2月以来の大幅な伸びとなった。4月は2.5%上昇していた。

5月の内訳は、ガソリンが前月比1.7%上昇と、4月の3.0%上昇からペースが鈍化した。食品は横ばいだった。家庭用食品は0.2%下落。食肉や卵、果物、野菜が押し下げ要因だった。食品は4月に0.3%上昇していた。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアCPIは前月比0.2%上昇し、市場予想と一致した。4月は0.1%上昇していた。5月は新車がプラスに転じたほか、医療費の値上がりペースが加速。前年同月比は2.2%上昇と、17年2月以来の大幅な伸びとなった。4月は2.1%上昇していた。前年同月比の数字は、昨年の値下がりに伴うベース効果が押し上げ要因となっている。

JPモルガンのエコノミスト、マイケル・フェローリ氏は「熱過ぎず冷過ぎない状態だ」とコメント。「インフレに関する議論に変化をもたらすものではない」とし、連邦公開市場委員会(FOMC)でも議論になることはほとんどないだろうと述べた。

FRBが物価の目安として注目する個人消費支出(PCE)物価のコア指数は、4月に前年同月比1.8%上昇とFRBの物価目標である2%をやや下回る水準にある。3月も1.8%上昇していた。エコノミストらはPCEコア指数が今年2%を超えるとみている。FRB当局者らは、物価が目標を超えても大きな懸念事項ではないとの見方を示している。

FRBは12日からFOMCを開き、13日に今年2回目となる利上げに踏み切るとみられている。年内の残りの利上げ回数見通しを1回とするか2回とするかについてエコノミストらの意見は分かれている。

BMOキャピタル・マーケッツのサル・グアティエリ氏は「緩やかだがしっかりした上向きのインフレ圧力により、政策当局者の大部分が金利見通し引き上げに傾くことも考えられ、年内あと2回の追加利上げが視野に入る可能性がある」と述べた。

その他の内訳は、帰属家賃が0.3%上昇。4月も0.3%上昇していた。賃貸家賃も0.3%上昇。4月は0.4%上昇していた。

医療費は0.2%上昇。4月は0.1%上昇していた。新車は0.3%上昇。4月は0.5%下落していた。中古車は0.9%下落。4月は1.6%の下落だった。航空運賃は1.9%下落。4月は2.7%下落していた。衣料と娯楽は横ばいだった。

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