July 3, 2019 / 3:26 PM / in 3 months

米貿易赤字、5月は5カ月ぶり水準に拡大 対中赤字が12%増

[ワシントン 3日 ロイター] - 米商務省が発表した5月の貿易赤字は前月比8.4%増の555億ドルと、5カ月ぶりの高水準となった。第2・四半期に経済成長が急激に鈍化したことを改めてうかがわせた。

輸出が幅広く増加したものの、対中関税引き上げを前に輸入が拡大したことが、赤字拡大につながった。アナリスト予想は540億ドルの赤字だった。

4月の赤字額は512億ドルと、当初発表の508億ドルから改定された。

中国に対する赤字(モノの貿易)は12.2%増の302億ドル。輸入は12.8%増加した。エコノミストらによると、追加関税を見越して中国からの輸入が押し上げられた公算が大きい。

キャピタル・エコノミクスのシニア米国エコノミストは、対中貿易摩擦が最終的にさらに激化する公算がやや大きいと指摘。「貿易が控えめながらも今年下期の成長の重しとなり続ける可能性は高い」と話した。

5月はモノの輸入が4%増の2170億ドル。中国からの輸入増のほか、欧州連合(EU)やメキシコ、カナダからの輸入も記録的水準となった。

消費財は14億ドル増、自動車・部品は23億ドル急増し、過去最高に達した。石油輸入が伸び、原油価格の上昇で輸入額が膨らんだ。

モノの輸出は2.8%増の1408億ドル。消費財は8億ドル増、大豆は7億ドル増。民間航空機も5億ドル拡大したものの、ボーイングの737MAX機の運航停止が響き、伸び悩んだ公算が大きい。

インフレ調整後のモノの貿易赤字は48億ドル増の870億ドルだった。貿易が第2・四半期の国内総生産(GDP)の重しとなる可能性を示す形となった。

*内容を追加しました。

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