June 6, 2019 / 11:55 PM / 11 days ago

移民巡る米・メキシコ協議は前進、市場は近く合意と期待

[ワシントン/メキシコ市 6日 ロイター] - メキシコと米国は6日、移民問題や貿易を巡る2日目の協議を行った。市場では両国が近く合意に達するとの期待感が高まり、株価などが上昇した。ただ、移民流入阻止に向けたメキシコ側の提案が関税の発動見送りにつながるかどうかは不透明だ。

 6月6日、メキシコのエブラルド外相(写真)は、移民問題を巡る米国との協議は7日も継続すると明らかにした。ワシントンのメキシコ大使館で4日撮影(2019年 ロイター/Al Drago)

トランプ米大統領はこれまでに、メキシコが中米からの移民流入阻止の取り組みを強化しなければ、同国からの全輸入品に対する5%の関税を10日に発動すると警告している。

ペンス米副大統領は、メキシコが6日の協議で前日より踏み込んだ提案を行ったと明らかにした。その上で、提案が十分かどうかはトランプ大統領が判断すると述べた。トランプ氏は訪問先の欧州から7日に帰国する。

ペンス氏はまた「メキシコ側に一定の動きが見られることは心強い」とし、「協議は向こう数日間続く」と述べた。

メキシコのエブラルド外相は記者団に対し、グアテマラとの国境に6000人の治安部隊を派遣し、国境警備を強化することを提案したと語った。また、米国との協議は7日も継続すると明らかにした。

メキシコ政府はこれより先、人身売買に関与した疑いのある26人の銀行口座を凍結したと発表。5日にはグアテマラからメキシコに入国しようとした移民350人超を拘束するなど、取り締まり強化の姿勢を打ち出した。[nL4N23D4IR]

こうした中、市場では6日午後、両国の合意が近いとの期待が高まり、米株価や原油、米国債利回りが上昇した。

一方、米議会専門紙ザ・ヒルによると、ホワイトハウスはメキシコに対する関税導入に向けてトランプ大統領による新たな国家非常事態宣言の文書を作成したもようだ。

米下院歳入委員会のニール委員長は「大統領が国家非常事態を宣言し、関税を発動しようとすれば、過剰な権限行使を阻止するため不承認決議案を提出する」と述べた。

*内容を追加します。

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