[ワシントン 29日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が公表した10月の米中古住宅販売仮契約指数は前月比3.5%上昇し、109.3となった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は、1.0%の上昇を見込んでいた。9月分は105.6に下方修正された。
南部が7.4%急上昇してハリケーンからの回復を示したが、全国の仮契約指数は前年比で0.6%低下とマイナスが続いた。
NARは10月の販売戸数が、同月では1999年以来最低だったと指摘した。
NARの首席エコノミスト、ローレンス・ユン氏は声明で「住宅建設がさらに大きく伸び、市場に物件を供給する投資家や保有者が増えるまで、販売動向は基調的なトレンドを引き続き大きく下回るだろう」と見通した。