August 30, 2018 / 2:35 PM / 25 days ago

米個人消費底堅く、7月は0.4%増 物価の伸びも拡大

[ワシントン 30日 ロイター] - 米商務省が30日発表した7月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.4%増と底堅く伸びた。市場予想と一致した。第3・四半期初めに経済が堅調に伸びたことを示唆した。

6月の個人消費支出も0.4%増だった。

別に発表された新規失業保険申請件数は増加したものの、労働市場の基調は依然底堅いとみられる。こうした中、トランプ政権が推し進める保護貿易主義はすでに中国やメキシコ、カナダ、欧州連合(EU)などとの貿易摩擦を生んでおり、経済の阻害要因となりかねない。

7月は外食や宿泊のほか、処方箋の支出が増えた。

インフレ調整後の実質消費支出は前月比0.2%増。6月は0.3%増だった。

第2・四半期は、堅調な個人消費が経済を押し上げた。第2・四半期国内総生産(GDP)は年率で4.2%増と、第1・四半期(2.2%増)の倍近くのペースで伸びた。

第3・四半期は、貿易赤字が拡大するほか、住宅市場が弱含むことが見込まれるが、底堅い個人消費が打撃をいくぶん和らげるとみられる。先に発表された7月統計では、モノの貿易赤字が大幅に増加したほか、住宅販売が減少。住宅建設の伸びは鈍化した。

個人消費は第1・四半期に年率で0.5%増と低迷したが、好調な労働市場が追い風となり第2・四半期は3.8%増となった。

7月の個人消費支出の内訳は、モノが前月比0.2%増と、6月の0.1%減からプラスへ転じた。サービスは0.4%増。6月は0.6%増加していた。

需要が拡大する中で物価も引き続き安定的に伸びた。個人消費支出(PCE)価格指数は変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数が前月比0.2%上昇。6月は0.1%上昇していた。

7月の前年同月比は2.0%上昇と、6月の1.9%上昇から伸びが拡大した。コアPCEの前年同月比は米連邦準備理事会(FRB)が物価の目安としている。コアPCEの前年同月比は3月に、2012年4月以来初めてFRBが目標とする2%に達した。

先週公表された7月31日ー8月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨によると、当局者は「経済が潜在成長率を超えるペースで伸びる期間が続いた場合、物価上昇圧力が増す」との懸念を表明した。FRBは9月に今年3回目となる利上げを決めるとみられている。

ムーディーズ・アナリティクス(ペンシルベニア州)のシニアエコノミスト、ライアン・スウィート氏は「今後数四半期でインフレ圧力の高まりが予想されることから、FRBは年内および来年にかけ四半期ごとに1回ずつ利上げを続けていくだろう」と述べた。

7月の個人所得は0.3%増。6月は0.4%増加していた。賃金は7月に0.4%増加した。貯蓄率は6.7%と、6月の6.8%から低下した。

*内容を追加して再送します。

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