November 13, 2019 / 12:09 AM / 25 days ago

米主要港、12月の対中関税発動前でも輸入の前倒し見られず=幹部

11月12日、対中貿易の貨物取扱量で米国最大の港であるロサンゼルス(LA)港の幹部は、米政府による約1560億ドル分の中国製品への関税発動を12月15日に控えているものの、業者が輸入を前倒しして在庫を積み増す動きは見られていないと明らかにした。ロサンゼルス港で1月撮影(2019年 ロイター/Mike Blake)

[12日 ロイター] - 対中貿易の貨物取扱量で米国最大の港であるロサンゼルス(LA)港の幹部は12日、米政府による約1560億ドル分の中国製品への関税発動を12月15日に控えているものの、業者が輸入を前倒しして在庫を積み増す動きは見られていないと明らかにした。

昨年は、関税の引き上げを前にロサンゼルス港を含む米国の玄関口で業者が輸入を前倒ししたため、貨物量が過去最高水準に達したが、今年は荷動きが緩慢となっている。輸入業者は過剰在庫や予期せぬ関税関連費用への対応に追われており、輸入前倒しに消極的となっているからだ。

ロサンゼルス市港湾局のジーン・セロカ局長は「第4・四半期については極めて弱い見通しを持っている」と説明。「在庫水準が素早く下がってはいないため、昨年のような前倒しの動きは第3および第4・四半期に見られていない」と語った。

トランプ大統領は12日の講演で、米中の「第1段階」の通商合意が間近であると表明したが、協定署名の日時や開催地などには一切触れなかった。[nL4N27S43G]

全米小売業協会(NRF)のサプライチェーン・通関政策担当副会長、ジョナサン・ゴールド氏は、輸入業者は12月15日発動予定分の関税の見送りが合意に含まれることを望んでいると説明。

「昨年は多数の関係者が1月1日の期日を前に多くの時間とお金を費やして(輸入を)前倒ししたが、最終的に期日は6カ月間延期され、追加コストが発生した」と指摘した。

ロサンゼルス港の昨年の貨物取扱高である約3000億ドルのうち、対中貿易の貨物は半分程度を占めた。

米中貿易戦争の影響で、同港の10月の輸入量と輸出量はともに19%減少した。

セロカ局長は、11月については輸入と輸出の合計が10%減少すると予想。「12月も弱いとみられる」とした。

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