[ワシントン 12日 ロイター] - ライアン米下院議長は12日、米国は化学兵器使用の疑いが出ているシリアに対する国際的な対応を主導する義務を負っていると述べた。また、トランプ大統領は軍事力行使を決定する権限をすでに持っており、新たに議会の承認を得る必要がないとの考えを示した。
ライアン議長は記者団に対し、シリアのアサド大統領、および同大統領を支援するイランとロシアは「再び大規模な残虐行為を行った」とし、「米国にはこの責任を追及するための国際的な対応主導する責任があると考えている」と述べた。
また、トランプ大統領は軍事力の行使を決定するに当たり、新たに議会の承認を得る必要はないと語った。