October 24, 2018 / 4:20 AM / a month ago

アングル:S&P500銘柄、大半は既に調整局面か弱気相場入り

[23日 ロイター] - 米S&P総合500種自体は調整局面とみなされる領域にまだ落ち込んでいない。しかしその構成銘柄の大多数は既に調整相場に入ってしまった。

 10月23日、米S&P総合500種自体は、調整局面とみなされる領域にまだ落ち込んでいない。しかしその構成銘柄の大多数は、既に調整相場に入ってしまった。NY証券取引所で撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

23日にはキャタピラー(CAT.N)とスリーエム(MMM.N)が相次いで期待外れの業績を発表し、中国経済の減速と貿易摩擦の影響に対する懸念が広がったため、S&P総合500種は0.55%下げ、終値ベースで9月20日につけた最高値からの下落率は7%近くに達した。

ニューヨーク証券取引所全体では、1256銘柄が52週来安値を更新した半面、同高値をつけたのはわずか21銘柄にとどまった。これはS&P総合500種が合計で5%下げた10日と11日の動きとそっくりだ。

多くの投資家が調整局面と考える高値からの下落率は10%で、S&P総合500種はその域には達していないとはいえ、構成銘柄の75%は10%かそれよりも大幅な値下がりに見舞われている。

S&Pの353銘柄前後は52週来高値から10%以上も下落。うち179銘柄は高値からの下落率が20%以上となり、多くの投資家の定義では弱気相場を形成しつつある。

時価総額1兆ドルとS&Pの中で断トツにウエートが大きいアップル(AAPL.O)は、3日の最高値からの下落率が4.6%に限定されており、S&P総合500種の調整相場突入を防ぐ力になっている。

一方で23日は、キャタピラーが今年の利益見通しを引き上げず、スリーエムが2年ぶりの大幅な業績下振れに見舞われたことが響き、工業株の低調ぶりが目立った。

S&Pの素材株指数は今月、他のセクターに比べて値動きが振るわず、52週来高値から19%下がっている。公益株の下落率は5%程度だ。

S&P銘柄で最も下げがきついのは、ウィン・リゾーツ(WYNN.O)やウェスタンデジタル(WDC.O)などで、いずれも中国事業の比率が高い。同国の第3・四半期成長率は、世界金融危機が一番深刻だった2007─09年以来の低い伸びだった。

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