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アングル:S&P500の大幅反発、けん引役はまたもハイテク株

[サンフランシスコ 10日 ロイター] - 米S&P総合500種株価指数.SPXは昨年末の急落後に大幅反発し、現在再び過去最高値に迫ろうとしている。上昇をけん引しているのは、またもやハイテク株だ。

 4月10日、米S&P総合500種株価指数は昨年末の急落後に大幅反発し、現在再び過去最高値に迫ろうとしている。上昇をけん引しているのは、またもやハイテク株だ。写真はニューヨーク証券取引所 。9日撮影(2019年 ロイター/Bre ndan McDermid)

S&P500は昨年末、利上げへの警戒感から1年半ぶりの安値に沈んだ後、12月24日から現在までに22%上昇。昨年9月20日に付けた過去最高値を2%弱下回る水準にまで戻っている。

12月24日からの上昇率をセクター別にみると、S&P情報技術株指数.SPLRCTが32%と最も大きく、次いで一般消費財指数.SPLRCDの28%となっている。

中でもフェイスブックFB.O、アマゾンAMZN.O、ネットフリックスNFLX.O、グーグルの親会社アルファベットGOOGL.Oの「FANG」にアップルAAPL.Oを加えたグループは市場全般をアウトパフォーム。うちフェイスブックは43%値上がりした。一連の不祥事にもかかわらず、広告主がソーシャルネットワークでの広告費支出を増やしていることが背景。

リフィニティブのデータによると、S&P500の利益予想に基づく株価収益率(PER)は現在16.6倍で、過去20年間の平均16.1倍を上回る水準を回復した。

12月24日からの値上がり率首位はメキシコ料理チェーンを展開するチポトレ・メキシカン・グリルCMG.Nの84%。ブライアン・ニコル新最高経営責任者(CEO)の下で業績が回復すると期待された。ただ上位10社のうち半分がハイテク企業だった。

この間最も値下がりしたのは食品のクラフト・ハインツKHC.O。2月に一部ブランドの減損処理を行ったことが響いた。

また、値上がり率上位10社のうちチポトレなど4社のPERは過去5年の平均を大幅に上回っており、上昇が行き過ぎている可能性を示唆している。一方で、上位10社のうち3社のPERは過去5年の平均を下回っている。

上位10社にはゼロックスXRX.Nや半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)AMD.Oなど、格付けが投機級の企業も含まれている。

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