January 31, 2018 / 12:31 AM / 7 months ago

米株急落でVIXカーブが異例の逆ザヤ、目先の下値不安示す

[ニューヨーク 30日 ロイター] - 30日の米国株急落を受け、市場参加者の間で目先の株価は不安定さが増すのではないかとの懸念が広がりつつある。

 1月30日、米株急落を受け、市場参加者の間で目先の株価は不安定さが増すのではないかとの懸念が広がりつつある。2016年12月、ニューヨーク証券取引所で撮影(2018年 ロイター/Lucas Jackson)

投資家の不安心理の目安とされるボラティリティ・インデックス(VIX)が一時15.42と昨年8月以来の高水準を記録しただけでなく、VIX現物価格が先物3カ月物を上回る「逆ザヤ」となった。これは下値不安が高まった際に起きる現象で、最近では非常に珍しい。

VIX現物の終値は14.79、VIX先物3カ月物(4月きり)は14.475で引けた。

カナコード・ジェニュイティの資産クラス・ストラテジスト、ブライアン・レイノルズ氏は調査ノートで「株式投資家は今後値下がりする可能性について非常に心配になっているので、短期的なヘッジにより高い価格を支払い始める半面、長期のヘッジ価格は割安化している」と指摘した。

過去1年を振り返ると、VIXのカーブが逆ザヤになったのはたった8営業日だけだった。直近のケースでは逆ザヤはすぐに解消し、株価は上昇局面でちょっと足踏みした程度だった。ただレイノルズ氏によると、今回は数週間ぐらい下げ基調が続く可能性もあるという。

VIX先物カーブは、とりわけVIXに基づく上場投資信託(ETF)を利用して株式市場の落ち着きが続く方向に賭けている市場参加者には、重要な意味を持つ。VIX先物の期近取得コストが期先よりも安い純ザヤの場合に利益を得られる「インバース型ETF」は30日、価格が下落した。

エクイティ・アーマー・インベストメンツのジョー・タイゲイ最高トレーディング責任者は、今後VIX先物最期近の2月きりが次限月の3月きりの価格より高くなれば、インバース型ETFを通じてボラティリティをショートにしている人々がポジションを解消する公算が大きいとの見方を示した。

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