December 20, 2017 / 6:09 AM / 7 months ago

米上院、税制改革法案を可決 下院で再採決へ

[ワシントン 20日 ロイター] - 米上院は、20日未明に税制改革法案を賛成多数で可決した。法案は下院に戻され、同日中に最終的に採決を行う予定。

 12月20日、米上院は、未明に税制改革法案を賛成多数で可決した。法案は下院に戻され、この日最終的に採決を行う予定。写真は米議会議事堂。ワシントンで18日撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts)

同法案は法人税率の現行の35%から21%への引き下げのほか、個人事業主やパートナーシップなどのパススルー事業体に対し事業所得の31万5000ドルまでに対し20%の税控除を設定することなどを柱としており、成立すれば約30年ぶりの大幅な税制改革となる。

共和党のマコネル上院院内総務は採決後に「2四半期連続で3%の成長を達成した。株式市場は上昇し、楽観的なムードは強い」と指摘し、税制改革が加わり米国は本来の力強さを取り戻すと述べた。

これに対し民主党のバンホーレン上院議員は数百万人の中間層が打撃を受けると主張。「法案は大手銀行と企業への巨大な贈り物が含まれており、数百万の勤労世帯や高齢者、子供たち、将来世代に負担を求めている」と批判した。

下院は19日午後に税制改革法案を可決したが、内容の一部が上院規則に違反していると見なされ、改めて採決することが必要になった。

上院は問題の個所を削除した法案を51対48で可決した。下院は20日に再採決し可決する見通し。トランプ大統領の署名を経て成立する。

医療保険制度改革法(オバマケア)を見直し、連邦政府が医療保険

に加入していない個人に科す罰金を廃止することや、アラスカ州の北極圏国立野生生物保護区の石油掘削を認可することも法案に盛り込まれている。

トランプ氏はツイッターに「米上院はたったいま史上最大の減税法案を通過させた。オバマケアのひどい保険加入義務も廃止される」と投稿。「あす朝、下院で最終的に採決される。可決されればホワイトハウスで午後1時(日本時間21日午前3時)ごろ記者会見を行う」と明らかにした。

ワシントンの独立系シンクタンク、タックス・ポリシー・センターによると、今回の税制改革により中間所得層は来年平均で900ドルの減税となる一方、上位1%の富裕層は平均5万1000ドルの減税となる。

*内容を追加しました

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