June 9, 2019 / 4:19 AM / 9 days ago

メキシコの不法移民対策を確信、農産品も購入拡大=トランプ大統領

[ワシントン 8日 ロイター] - トランプ米大統領は8日、メキシコが不法移民対策を厳しく実施するとの見方を示した。米国に入国しようとする中米からの移民を阻止するため、メキシコは移民管理の拡充や国境警備の強化で新たに合意した。

 トランプ米大統領(右)は8日、メキシコが不法移民対策を厳しく実施するとの見方を示した。写真は7日、アンドルーズ空軍基地で大統領専用機から降りる大統領とメラニア夫人(2019年 ロイター/Carlos Barria)

トランプ大統領はツイッターで「メキシコは懸命に取り組むだろう。そうすれば、米国とメキシコの合意は大きな成功を収めることになる」と書き込んだ。

大統領はまた、メキシコが直ちに米国から農産品を「大量に」購入することを開始すると明らかにした。

ただ、メキシコがこのような約束をしたかどうかは現時点で明らかになっていない。不法移民対策に関する両国の共同文書では、農産品の購入拡大への言及はなかった。

メキシコのロペスオブラドール大統領は8日、トランプ大統領と会談し、友好的な関係と対話へのコミットメントを示したと述べた。

トランプ大統領は7日、不法移民対策を巡りメキシコと合意したことを明らかにし、メキシコ製品への制裁関税発動を無期限で停止すると表明した。[nL4N23F018]

民主党上院トップのシューマー院内総務はツイッターで、合意について「歴史的だ。問題は解決したことから、この件に関して耳にすることはもうないと確信している」と皮肉的なコメントを発表した。

世界貿易機関(WTO)のラミー前事務局長は、メキシコが関税問題から自国を解放しようとしたことは理解できるとした上で、同国が将来的にトランプ大統領の脅しを受けるリスクが高まったと指摘。

ラミー氏は、ロペスオブラドール大統領が関税を巡るトランプ大統領との対立でWTOに仲裁を要請していれば、WTOがメキシコに有利な判断を示していたことは「疑いの余地がない」と述べた。ただ判断に至るまでは2年程度がかかったとの見方を示した。

「国境を越える移民が多すぎるから関税措置を発動するという考えは、WTO協定の精神からかけ離れている」とロイターに語った。

現時点では、米農産物の購入拡大に関するホワイトハウスのコメントは得られていない。

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