January 27, 2015 / 7:42 PM / 4 years ago

海外で稼ぐ米企業さえない決算、ドル高の圧迫鮮明に

 1月27日、世界で事業を展開する米企業の業績をドル高が圧迫する構図が鮮明になってきた。写真はドル紙幣。ヨハネスブルクで昨年8月撮影(2015年 ロイター/Siphiwe Sibeko)

[ニューヨーク 27日 ロイター] - 決算シーズンが本格化する中、世界で事業を展開する米企業の業績をドル高が圧迫する構図が鮮明になってきた。産業からテクノロジーまで影響は幅広いセクターに波及しており、さえない決算が相次いでいる。

主要6通貨に対するICEフューチャーズUS(旧NY商品取引所)ドル指数.DXYは昨年5月に6カ月半ぶりの低水準をつけた後、20%近く上昇している。

売上高の約75%を海外に依存するマイクロソフト(MSFT.O)はドル高の影響で第2・四半期(10─12月)決算が減益となったほか、第3・四半期(1─3月)の売上高の伸び率が4%ポイント程度下振れる見通しと明らかにした。同社の株価は27日の取引で一時10%超急落し、2013年7月以来の大幅な下げを記録した。

航空機エンジン・機械大手ユナイテッド・テクノロジーズ(UTX.N)もドル高で2015年の利益、売上高見通しをともに下方修正した。同社は海外事業の売上高が全体の約62%を占めており、この日の取引で1.5%以上の値下がりとなっている。

同様にドル高で売上高が予想を下回った複合企業のスリーエム(3M)(MMM.N)も1.3%安。同社も海外事業が売上高全体の60%以上占める。

フォート・ピット・キャピタル・グループのシニア株式調査アナリスト、キム・フォーレスト氏は「ドル高による影響が表れるのに通常は数四半期を要する」とし、「打撃はスローモーションでやって来る」と語った。

重機大手のキャタピラー(CAT.N)、日用品大手プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)(PG.N)も失望を誘う決算を発表、マイクロソフトとともにダウ工業株30種(ドル).DJIの足を引っ張っている。

トムソン・ロイター・データストリームによると、キャタピラーは売上高のおよそ半分を米国外の事業が占め、中盤の取引では7%を超える値下がりとなっている。

P&Gは3.8%下落。同社はドル高の影響で、通期の純売上高が3─4%減少するとの見通しを示した。

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