July 23, 2018 / 3:27 PM / 3 months ago

米6月中古住宅販売0.6%減、3カ月連続減 供給不足で価格過去最高

[ワシントン 23日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が23日に発表した6月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比0.6%減の538万戸と3カ月連続で減少した。

供給不足が長引く中で住宅価格が過去最高水準に達し、一部の購入検討者が買えない状況となっているとみられる。市場予想は0.5%増の544万戸だった。

5月の販売戸数は当初発表の543万戸から541万戸へ下方改定された。

6月は北東部と中西部で増えた一方、西部と最大市場の南部で減少した。

中古住宅は米国の住宅市場の約90%を占める。

6月の前年同月比は2.2%減。4カ月連続で減少している。上半期も2.2%減となっている。供給不足が中古住宅市場の阻害要因だ。

建材の値上がりのほか用地や労働力が不足しており、建設業者は需要に追いつけない状態だ。結果として住宅価格が上がっている。供給側の抑制要因が住宅市場の弱含みの主な要因だったが、住宅価格と住宅ローン金利の上昇に伴い需要も減ってくるとの懸念が高まってきている。

供給不足は、住宅市場の大半を占める低価格帯の住宅で特に顕著だ。

市場に出て売れ残った住宅在庫は前月比4.3%増の195万戸だった。6月の前年同月比は0.5%増だった。2015年6月以来の増加となったが、供給は依然としてひっ迫している。

6月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は4.3カ月。5月は4.1カ月だった。6、7カ月分が需要と供給の適切なバランスとされている。

6月の中間販売価格は前年同月比5.2%上昇の27万6900ドルと、過去最高値をつけた。76カ月連続で前年同月比で上昇している。

27日には第2・四半期国内総生産(GDP)速報値が発表される。エコノミストらは住宅動向について、成長にほとんどかまったく寄与しないと予想する。

BMOキャピタル・マーケッツ(トロント)のシニアエコノミスト、サル・グアティエリ氏は「住宅建設は第2・四半期の成長に大きく寄与しないだろう」と予想。「幸い、消費者や企業、輸出業者といった他のシリンダーがなお多く存在して景気を後押しする」とも指摘した。

*内容を追加して再送します。

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